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Doujinshi Festival

〜 タイ・バンコクのイベントに行ってみました 〜

イベント日時 * 1/30(日)10:00〜19:00
場所 * Suan Lum Night Bazzar

タイのバンコクに転勤してきて、まだ間もなかった頃。
日系の書店に貼られていた、イベントのチラシを発見しました。チラシのタイトルは『Doujinshi Festival』―そう、同人誌って世界共通語なんですね。ビックリ。
チラシの本文は全部タイ語だったので、何を書いてあるかサッパリ分からなかったのですが、場所と時間だけは英語表記だったので何とか理解出来ました。

コナン界広しと言えど、タイのイベントをリポート出来るのは私くらいのものだろう!
それに、日本以外のイベントなんて行く機会も滅多にないだろうから、、、と一人でのこのこ出掛けてみました。
皆さんにも、少しご紹介しますね。

で、出発前に、小さくトラブルが。
イベント会場となるSuan Lum Night Bazzarは観光地としても有名なところで、去年開通した地下鉄の駅のすぐ側。花梨ハウスからは、BTSという電車から乗り継いでも、約20分の距離。
だがしかし、肝心の地下鉄は先日起こった事故で運休したまま。うーん、、、と地図とにらめっこした結果、一番近いBTSの駅から歩くことに。
観光案内によれば“徒歩約10分”と書いてあったので、「ま、何とか倒れる前に辿り着けるでしょうよ」と、てくてく歩きました。
実際、倒れずには済んだけど、会場に到着した時点で既に汗びっしょり。
木陰で一休みしてから、いざ出陣!

***

Suan Lum Night Bazzarは、その名の通り、通常は夕方〜真夜中までしか開いてない所なのです。毎夜、小さなお店が軒を連ね、平日でも多くの観光客やタイ人で賑わっています。
どうやら、夕方までの空き時間を上手く利用して、イベントを行っているようです。
バンコクの地図をお手持ちの方は分かるかもしれませんが、このBazzarの全敷地面積はかなり広いです。が、実際にイベントが行われた場所は、その一角にあるFood Courtの中でした。

私は、一度だけ通常営業のときに会社の人に連れられて行ってみたことがあるのですが、ここのFood Courtは雨・日除けのための屋根(テントみたいな感じ)と天井扇が回ってるだけの場所で、エアコンは付いていません。
中央部分全面に机と椅子が並び、その周囲を屋台がぐるりと囲んでいます。正面にはステージがあり、カラオケをやっていたり、ちょっとしたバンドが演奏していたりします。屋根は開閉式で、晴れの日の夜は夜空を見ながらアルコールや食事が楽しめます。(日本で言うところのビアガーデンに屋根がついている、と思ってもらえれば近い感じかな?)
ただし、今日はイベントなので、それっぽい感じにレイアウト変更されてました。

入場料はなく、出入りも自由。イベントスタッフさんとサークル参加者、コスプレーヤーは名札を付けていたみたいですが、それ以外はイベントに来た客なのか、通りすがりの人なのか、屋台に食事しに来た人なのか、良くわかりません。

BGMは、日本のイベントと同じくアニメ主題歌が流され(ほとんど知らない曲だったけど)、机と椅子の並び方もほぼ日本と同じ感じ(ただし、会議用の長机ではなく、Food Courtの机と椅子をそのまま使ってましたけどね)。
机のデコレーション(ほら、テーブルクロスとか、ディスプレイ用品とか)は、ほとんど見られなかったです。
そういうの、流行ってないのかなぁ?

参加サークル数は、約60。イベントパンフは作ってないようで、会場の隅にサークル名と配置地図が貼り出されていました。
ジャンル分けは特にしていないらしく、ごちゃごちゃと並んでいたみたい。
その内訳は、、、。
最近のアニメ事情に疎い私ですが、取り敢えず認識出来たのは、、、鋼、デスノ、ハリポタ、ガンダム関係、星矢、Eva、ナルト、ヒカ碁、テニプリ、等。日本のアニメがほとんどでした。(注*ジャンル名は変な略し方してても、見逃してね?適当に省略してます)
あとは特撮物とか、ロリ系とか、だったかなぁ?←いやぁ、最近の流行り物、良く知らないので(^^;

グッズ関係も、あまり充実してなかったですね。
見かけたのは、便箋、イラストをラミネート加工したキーホルダー、CD−R程度。
それも、置いてるのは3〜4サークルのみで、他は本ばっかり。
本と言えば、日本のサークルの発行した同人誌を売ってるスペースもあったなぁ←でもこれ、いくらアマチュア作家の本だとしても、違法なんじゃ・・・?(タイなら良いのかしら?/え)

会場内のボードには、日本のイベント(冬コミ)でのサークルジャンル数とか、日本のコミックス売り上げトップ40とかを表にして貼ってありました。それに、ローマ字で「OEKAKI BOARD」と書かれたボードもあって、自由に落書きしてましたね。ちらっと見たけど、日本とあまり変わらないみたい。
(別ページに場内の写真をアップしてます。下の●からどうぞ)

会場内は一通り回りましたが、ほとんど他のお客さんの背後からチラチラと眺めてただけでした(←怪しい奴だな、我ながら)。
本の中身までじっくり見た訳じゃないけど、表紙だけでもすっごく上手だったし。オフ本(カラー/モノクロ両方あり)もコピー本も、日本とあんまり変わんないですね。(プリンタ本は少なそうだった)
そう。予想以上に、みんな結構イラスト上手だったのよ!
んー、ただ、コピー本はほんとにただコピーして製本しただけ、って感じだったけど。←Rくんのような職人は、バンコクにはいないみたいです(^^)

でもねー、、、60もサークルがあったのに、コナン本はたった1冊しか見つからなかったよ。
これがまた、すっごくイラスト上手だったので、思わず買ってみた。
漫画とイラストとSSの、A5スミ1色刷り40Pのオフ本。タイ語は横書きしかないから当然左綴じ&当然、私は内容を理解出来ない(苦笑)
この本を買ったとき、意思の疎通が出来ずに四苦八苦。
「いくらですか?」というタイ語はどうにか覚えたけれど、まだ数字が聞き取れなくてねぇ。売り子さん(多分、本の書き手さんだと思うけど)に迷惑かけちゃったな(ゴメンよ〜←ここ見てないってば/爆)。
本にサイトのアドレスが書いてあったから、そのうち探りを入れてみよっと。

さて、イラストのクオリティの高さにも驚いていたのですが、それよりも驚いたのはコスプレーヤーさん達。
前述の通り、この会場にはエアコンが付いていません。よって、タダでさえ暑いのに、集まった人の熱気もあるから、すっごく蒸し暑いのです。そんなところで風通しの悪いサテン生地の衣装やら、全身タイツ状態の衣装やら、よく着込んでいられるもんだな。私なんて、Tシャツだけでも気が遠くなりそうになってたのに!
タイではカメラの規制もないらしくて、会場内ではあちこちで記念撮影してました。
イベントの途中から、正面ステージではコスプレーヤーのファッションショー(?)みたいなのが始まって、エラい盛り上がりようでした。

ところで、午前中にイベント主催代表者と思われる人がステージで挨拶されてたんですけどね。
日本語で挨拶(通訳さんがタイ語に訳してました)してたところを見ると、これって日本のイベンターさんが仕切ってるのかなぁ?どうなんだろ?

***

・・・とまぁ、こんな感じでした。
一通りコナン本の有無を確認したあと、グルグルとこのレポートのためのネタ探しをして、屋台でランチ食べてから帰りました。暑いし、会場も狭いので、最後までいなくても2−3時間あれば十分だし。
会場内では、言葉こそ違うけれど、雰囲気は日本のイベントと同じなんだなー、と思いました。

会場の雰囲気はこちら(多少、画像が重いです) → 

― END ―

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