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Snow ツアー@LA

実施日*2006年4月13日(木)〜17日(月) ←LA滞在は16日午前中まで

タイの連休とアメリカのSpring Holidayが運良く重なり、とある打ち合わせ
チャット上にて「来ます?」「行きます!」と遠慮もなく即答した私。
3泊5日の強行軍。日本も太平洋もさくっと飛び越え、行って来ました、LAに。

今回も「オフレポ」とは名ばかりの、ごく私的な旅日記となっております。
名前を伏せるまでもないとは思いますが、素敵なお誘いの言葉と、10年来の夢を
叶える切欠を与えてくれた、そして道中お世話になったMさんに感謝vvvの旅です。
メチャ長ですから、ごゆっくりとお付き合いの程を。


* Part 1 *

【4月13日(木) − 1日目】

今回はBKK(バンコク)→HKG(香港)→LAX(LA)、という乗継でのフライトとなりました。
BKKからLAXへの直行便は1本だけあるんだけど、就航曜日が限られるのと、料金が高いのとで諦めたんです。
利用した航空会社はCX(キャセイパシフィ○ク)。過去に乗った経験上、結構良い印象を受けたので、それほど心配はしてませんでした。実際、今年の「best airline of the year」を受賞したそうで、確かに機内サービスは良かったです。うん、機内はね。。。←日記をご覧の皆様はお分かりですよね(苦笑)

まずは、自宅からバンコク国際空港まで。
最初のフライトは11:30am。なので、9:30amまでに空港に着けば大丈夫。でも、ここは渋滞天国・バンコク。空いていればタクシーで40分くらいの距離も、渋滞だと3時間かかることも!
まるで予測のつかない道路状況の上に、今日は連休初日。4/13〜15は「Songkran(ソンクラン)」といって、タイの年末年始にあたる祝日になります。しかも「水掛け祭り」という別名が示すとおり、この3日間、屋外では激しい水の掛け合いが!
それこそバケツ丸ごとバシャーンっとか、ホースで所構わず放水しまくるとか、走行中の車の中からでも強力な水鉄砲を打ちまくるとか。国中が凄い状態になります。この期間、外を歩いたら「ずぶ濡れ間違いなし」なので、本格的に祭りが始まる前にと思い、渋滞対策も兼ねて朝6時前に家を出ました。

結果、水掛け祭りの被害に遭うこともなく、また道も予想外に空いていたため、7時前には空港に着いてしまいました。
前夜にオンラインチェックインは済ませていたので、カウンターでチケットに引き換えてから、のんびりと朝食。それでも時間的に余裕だったので、これからの長旅に備え、45分コースのフットマッサージでリラックス〜♪
フライト2時間前になり、入国審査に向かいました。

* * *

私は、出発20分前には搭乗口付近に行くようにしています。今回、特に買い物はしなかったので、30分前には着いてました。
しかし、何かのトラブルか客待ちなのか、蛇腹の先には先行してるはずの飛行機が依然として居座ったまま。もう飛び立っていて良いはずなのに。コイツが出発してくれないと、私が乗るCX機がGate内に入ってこれないんですよ。むむーっ。
ちょこっとイライラしつつ手持ちのノートに妄想を広げていたら、、、1時間経ってました。先行機はようやく動き出した模様。
この時点で既に、私のCXは30分遅れ。ここから機体の準備と搭乗手続きとで、更に遅れることは目に見えています。ということは。
おい、ちょっと待て。私、HKGでの乗り継ぎ、1時間しかないんですけどー?
心配になってCXスタッフに聞いてみたら「大丈夫、飛行機を待たせておきます」との事。ホッとして再び待ち続け、結局1時間遅れの離陸となりました。

CXでは初めてでしたが、今回の機内食は“ミールリクエスト”をしてみました。
これ、他の会社でやってみたら食事を早く出してもらえたので、できるだけ指定するようにしてます。(日系の会社は全然ダメだったな。やっぱ慣れてないのかもね)
「CXは香港系だけど、どうかな?」と期待半分でしたが、ビンゴ!他の皆さんが食べ始める頃には食べ終われるという、素早いServeでした。

さて、1時間遅れて出発し、きっかり1時間遅れて到着したHKG。BKKでの「待っててくれる」という言葉を胸に、慌てて乗り換え案内の液晶画面を見に行ったんだけど、、、あれ?私が乗る予定の便が載ってない?!
いやーな予感を背中に流しつつ再び到着ゲートに戻ってみたら、CXクルーが乗り継ぎ案内をしてました。その背後、窓の桟に並んだチケットを見てみると、、、私の分もありました。ただし23:35発の便で。
・・・・・これはつまり「置いて行かれた」って事ですかい?
突発事項に打たれ弱い花梨さん。ここで激しくノックアウト&動揺。周りに日本人がいないのを良いことに、その場で「マジかよっ?!」なんて唸ってしまったりして。ああ、大人気ない。でもでもっ、BKKでは「待ってる」って言ってくれたのにー!
と、HKGのCXスタッフに訴えてみましたが、ダメなものはダメ。代替チケットと休憩用のホテル&夕食&ホテルからの3分間の無料電話権をいただきました。
当初からギリギリの日程でスケジュールを組んでいたため、代替フライトではLA滞在が1.5日になってしまいます。それはあまりにも悔しいので、往路を1日延期してもらうように手続きしてもらいました。それから慌てて時間をチェック。
LAはちょうど夜中2時頃。微妙な時間帯だけど、とりあえず予定変更したことを連絡しなくちゃ、と携帯を取り出しました。タイの携帯電話って、日本は通信方式が違うのでダメだけど、香港・アメリカでは使えるのよ!(出発前に会社の人が教えてくれた。サンキュー!)
置いて行かれたショックが抜けきらなくて、あっちは真夜中だというのにも関わらず、凄いハイテンションな電話を掛けてしまいました(><)それなのに優しく受け止めてくれて有難うv>Mきさん←私のほうが○歳も年上だとは思えない(滝汗)

さて、ここまでくると、もう自棄です。
「ついでにホテルでお風呂に入って、たっぷりタダ飯食ってやる!」てな具合で、空港に直結しているRホテルにチェックイン。5時間足らずの滞在&私1人きりだけど、ツインの部屋を割り当ててくれてました。
まず最初に、会社の人へ電話連絡。私、面倒くさいことに、タイ国外に出るときは移動経路を会社に申告しなくちゃいけない身分なのですよ。なので、3分間電話権を行使して予定変更を伝えました。当然、携帯からも掛けられるんだけど、ケチれるところはケチらなくちゃね☆
現地調達しようと思っていたシャンプーとかボディーソープも、こんなところでゲットできました。室内履き用のスリッパもついでにゲット。タダで利用しているとはいえ、これくらい良いよね?
必要最低限の“To Do”リストを終え、シャワーでサッパリした頃には、頭も程よく冷えていて。
良く考えてみれば、同じ日に到着できる便を取ってくれて、おまけにホテルや食事も提供してくれて、、、CXさん、すごく良くしてくれたよね?LAX以外へ乗り継ぎの人は翌日便とかになってたし。一応「Thank you」とは言ったけど、私、あんまりキチンとお礼を言えてなかったと思う。
ごめんなさい、CXのお姉さん。もう二度と会えないだろうけど、きっと彼女の中の日本人像を悪くしてしまっただろうなぁ。凹むわ。。。

気を取り直して、指定されたお店に夕食を摂りに行きました。正直言って期待はしてなかったんだけど、予想外に当たりでした。
Cafeでのバイキングでしたが、前菜、メイン、スープ、パスタ、デザートまで勢揃い。わわーいv
日頃の食生活が侘しいので、多品種食べられるのが嬉しいのです。
ガッツリいただいて、仕上げに部屋で歯磨きしてから再びHKGへ。今度こそ、遅れないでよねー!

* * *

あ、そうそう。このHKGなんですけど。
私が香港に来た頃はまだ出来てなくて、あの、街中にある古い空港に降り立ちました。飛行機から出た途端、何ともいえない「その国の匂い」がしました。多分、何かの食べ物の匂いだったと思う。
でも、今の新しい空港は何も匂いがなくて。まだ新しいからなのかもしれないけど、日本の空港と大差ない感じ。
無料のインターネットサービスがあったので、日記に現状報告しておこうと思ったら、システム上英語しか入力できないみたいで(当たり前だな、ここHKGだもん)。
ローマ字よりは読みやすいかなと思って、仕方なくデタラメ英語で書きなぐり。順番待ちの人がいたからスペルチェックとかする時間がなくて、メチャクチャ不安になりつつ搭乗口へ向かいました。

離陸直前に、再びMきさんに連絡。今はもう朝8時@LAだから、時間帯も大丈夫。今度は定刻どおりに出発です!←基本
んで、通話を終えてから、気が付いた。
・・・もしかしなくても、あんな夜中に電話しなくても良かったんじゃないか?!私って、どうしてこうダメダメさんなんだぁ〜(><) 
ああ、何事も冷静にならなくちゃ、ですね。
HKGからLAXまでは、12時間と少し。旅はまだまだこれからです。


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2006/Apr./22 記

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