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* Part 3 * 【4月15日(土) − 3日目】 LAオフにて、私からリクエストしたことが、ひとつ。 それは「ハリウッドに行きたい!」でした。良いんです、ミーハーだろうとなんだろうと。 だって、映画の都・音楽の都ですよ!LAまで来たら是非とも行かなきゃ、でしょ?! そんなわけで、バスを2本乗り継いで、やって来ましたHollywood。 天気は微妙な曇り空だったけど、雨は降らなさそうなのでひと安心。到着したのが朝早かった所為か(10時半過ぎだったかな?)、観光客はまばら。 バスを降りて歩道を歩くと、いきなり発見したのがBilly Joelさんの星型(写真アップしてます)。 きゃ〜っ。第1発目から、好きなアーティストを発見するなんて、ラッキーvvv その後も知ってる人を発見するたびに、うおーっとか、うきゃーっとか言いつつ写真をパカパカ撮りながら、テクテク歩きました。ガイドマップなどには、有名人の星型がどこにあるとか書いてあるそうですが、こうやって歩きながら偶然に発見するのも楽しいです。 ずっと生で見てみたかったものだけれど、実際に訪れてみたら結構あちこちの歩道に星型が埋められてて。注意して歩かないと見逃しちゃいそうな感じだったのは意外だったな。もっと仰々しいものかと思ってました。 ただ、私って映画も音楽も好きだけど、決して詳しいわけじゃないので、知らない人のほうが断然多かったですね。 でも、ジャンル別にシンボル(星型の中央にあるマーク)が分けてあったのは、わかりやすくて良かった。 例えば、Billy Joelさんはミュージシャンなのでレコードの形。Charles Chaplinさんは映画俳優なので8ミリカメラの形。Kermit the FrogはTVのキャラクター(@セサミストリート)なのでテレビの形。(写真参照) なんかこれ、かわいくないですか?←え、私だけ? Kodak Theatreに隣接するショッピングセンターの建物内から、いい感じに名物「HOLLYWOODサイン」が見渡せるポイントがあるのですよ、ということでMきさんのご案内で連れて行ってもらいました。 薄曇だったので、残念ながら文字はクリアには見えませんでしたが。 おおー、これがそうなのかぁ、とすっかりご満悦v山の中に、ポカンと浮かんでいる感じ。 ここではスタバにてドリンクオーダー。昨日に続いて、またHNで挑戦してみたんだけど、更に玉砕。 Karin→Carrieになってしまいました(><) 昨日は「Kali」になったので今日はRの発音に気をつけてみたら、、、今度はKがダメだった。ってか、KとCの発音の違いなんて、さっぱり分からないョ! ラテを片手に歩きながら、観光地の割に閑散としたところだなぁ、と首を捻っていたら、、、人混み発見。 一番の観光スポット「Chinese Theatre」前の広場に到着。 有名人の手形・足型がいっぱいあるところです。古いものでは、1950年代前半のものもありました。 あと、ここでアカデミー賞の発表もここでやってますよね。 ここだけは、流石に人がいっぱい。そしてここも、思っていたよりも狭いスペースだったのね、と妙に感心してしまいました。 あと何人かで、この場所埋まっちゃうと思うんだけど、、、残るスペースは早い者勝ち? (Johnny Deppさんと私の足の写真は、Mきさんに撮ってもらいました。さんくすv) この建物の前には、映画スターやキャラクターのコスプレをした人やパフォーマーがわんさかいました。Mask of Zoroが3人も居た。顔を隠せるから、仮装しやすいのかもしれない。 シアターのすぐ傍にMichael Jacksonの星型があったんだけど、そこにはちゃんとマイケルの真似をしたパフォーマーが。同じくMicky Mouseの星型のそばにはミッキーが。成程ね。 エルビスのコスプレさんは、、、ちょっとお腹が出過ぎだったよ(苦笑)。 そういえば、ゴジラの星型もあったよ(すげーっ)。アジア人では、Jackie ChenとBruce Leeは見つけたけど、他にもあったのかな?どうだろうね。 * * * 次の目的地は、LACMA(=Los Angels Country Museum of Art)。 地下鉄とバスを乗り継いで向かいました。ここからちょっぴり「Snowツアー」開始です。 そう、Mきさんの「Snow」シリーズの舞台の一部になっているところ。 まずこのLACMAの近くにあるWilsher通りは、新一がボディガードとして働いていた会社がある、と設定されているエリア。周囲はビルが立ち並び、ごく一般的な都会のオフィス街といった雰囲気です。 LACMAの入り口付近で狙撃されそうになった新一達ご一行。 入り口に向かうと、この辺かなぁ?なんて思ったりして。そんな場所を作者のMきさんと一緒に歩いてるなんて、、、うおぉ、すげーっ! 入り口を通り抜けながら、2人して「狙撃するには、あの向かいのビルの、、、」などという非常に怪しげな会話をしつつ、カフェに直行。 この美術館に来たのは作品が目当てではなくて、、、デリカフェでランチすること。 Mきさん曰く「ここのデリが美味しいんだ♪」ということで、連れてきていただきました。 私、デリカフェ大好きなんですよ。で、何故か美術館にあるカフェって、造りがお洒落で且つ美味しいところが多いんですよねv そして、ここLACMAも例に漏れず。 ガラス張りの店内は明るく、注文してから焼き上げるパニーニサンドはボリューム満点で、チーズがとろけてて美味しいv昨日の教訓があったので、今日は2人で分け合いました(写真参照してくださいねv) 毎日ここで食べたい(><)って思うくらい、ものすごーく美味しかったのよ〜っ。ああ、ため息出ちゃう。 ちなみに、デリカフェ利用のみの場合は入館料不要なので、お近くに行かれる際には是非是非! * * * 満腹になったところで、更にバス移動。 UCLAを掠める路線のバスに乗り、車窓から「ここで新一@Snowも勉強してたのかしら?」などと脳内妄想しつつ、次の目的地「Getty Center」に到着。 こちらは、小高い丘の上の広大な敷地の一部に建てられた、私設美術館(←写真参照)。 この頃にはすっかりいいお天気で、LAらしく清々しい空が広がっていました。 屋外には手入れの行き届いた広い庭があり、テラスからはLAのダウンタウンが一望できて、景観もお見事。 それ以外にも、とにかくこの美術館ってば凄いんです。 土産物屋さんやカフェを除いて、すべてタダ!そう、館内すべての作品が、無料で見られるのです。 展示物はすべて個人の資産で集めたものだそうですが、美術の教科書でお馴染みのものも結構ありました(例:マネ、モネ、、、)。それでもタダで公開してくれるなんて、日本では考えられないよね。 更に凄いのは、最寄のバス停からケーブルカーに乗って入り口まで上っていくのですが、このケーブルカーもタダ。 無料だからといって決して閑散としているわけでも、荒廃しているわけでもなかったですよ。 係員はキビキビと気持ち良い対応をしてくれるし、館内はきれいに整備されてました。人件費だけでも凄い金額になるだろうに、これも全部私財で賄ってるんだよなぁ、、、すごいなぁ。 と、感心する一方、これって所謂「税金対策だったりするのかしら?」などと嫌な大人の思考にも浸ってみたり。 アメリカではボランティア活動が盛んだし、その形は様々。この美術館のように公共性の高いこと(=一般市民への無料開放)もそのひとつだと思うんだけど、この手の事業に掛かる費用には税金が掛からないし、免税の対象になります。 その他、慈善団体への寄付も非課税。社会貢献度が税金制度にも大きく関与しているんですよね。 こういうところ、日本も見習うべきだよ、うん。 とにかく。Gettyさんのおかげで、こんなに素晴らしい作品達を拝見できているのだから、ここは素直に感謝感謝vvv * * * さて、太陽が西へと傾きかけたところで、帰途に着くことに。 バスを乗り継ぐ必要があるため、悠長にしていられません。日があるうちに乗り継いでおかなくちゃ、と言うわけです。 (日没後に人気のないバス停で立ち尽くす・・・のは、所謂「鴨葱」状態なので) 乗り継ぎポイントを見逃してちょっぴり行き過ぎたーっ、というプチ・ハプニング(苦笑)もありましたが、無事にMきさん宅へ戻ることが出来ました。(写真の夕景は、バス待ちのときに撮りました) アメリカに来たんだから、それらしい食事を!ということで、今夜はMきさん宅の近くのバーガーショップで“To go(=テイクアウト)”です。 注文してから作ってくれるので、パティはジューシー、ポテトはアツアツで美味しかったvvv 交代でシャワーを浴び、荷造りの目処を付けてから、本日は早めに就寝。といっても12時くらいだったかな? あちこち移動したし、結構歩き詰めだったから、程よく疲れてました。 ああ、LA最後の夜が更けていく。。。 【4月16日(日) − 4日目】 泣いても笑っても、LA滞在最終日。 今日は朝からすっきりと晴れていて、気持ちの良い日になりそうです。 出発時、Mきさんの同居人さんと初対面し、ちょろっとだけご挨拶。家主さんにもご挨拶をしてバス停へ。 LA最後の食事は、バスで少し行ったところにあるベーグル専門のチェーン店「NOAH'S BAGEL」での朝食。 NYに本店があるというこのお店、LAでも人気があるらしくて。夕方までには売り切れちゃうそうです。 私、ベーグルも大好きなんですよねvクリームチーズとベーグルの組み合わせなんて、もう最高v タイでも一応ベーグルを売ってはいるんだけど、、、あれはどう考えても違う食べ物だ。生地はパサパサしてるし、全然美味しくないんだもん(><) でも、ここのベーグルは専門店だけあってとっても美味いvもっちり&しっとりv ショーケースには30種類くらい並べられていて、何を食べるか思わず迷ってしまいます。で、この場では2つ食べて、お持ち帰り用に更に2つ買いました。 明日の朝食はコレだな、うん。 ベーグルショップの近くにあるMetroの駅から、電車&バスにてLAXへ。 連休最終日(=Easter Holiday)なので混むだろう、との予測の元、かなり早い時間に到着。 ここでまた、アクシデント発生! なんと、LAX→HKG直行の飛行機が韓国・ソウル経由になる、とのこと。 「は?なんで?」と思っていたら、チェックインカウンター付近で職員がチラシを配っていて、それによると「この季節特有の気候により通常の航路(=太平洋横断)を使えないため、北回りの経路(=アラスカ上空)になり、ソウルで途中給油が必要になるから」だってさ。 故に、HKG到着予定が1時間延長。でもまぁ、今回の乗り継ぎ時間は3時間あるんだから、1時間遅れなら間に合うだろう、、、なぁんて、このときは思ったさ。ええ、このときはね。 実はこの時点で嫌な予感はしてきたんだけど、とにかくHKGまで飛んでくれないとどうにもならないので、そのままチェックイン。会社用にお土産を買って、ここまで付き添って来てくださったMきさんとはお別れです。 イキナリの予定変更(しかも真夜中に電話掛けたり)や道中の案内などなど、、、いっぱいご迷惑をお掛けしたし、とにかくお世話になりまくりの旅でした。 有難うって何回言っても、足りないんじゃなかろうか。でもでも、やっぱり有難うvvv 「またいつか!」とハグ&笑顔で手を振って。 ええ。「またね」なんです。勝手に、これっきりじゃない、と思ってますから! 大袈裟な話かもしれないけど、お互いに生きていれば「また」があるんです。あとは切欠を作るべく行動することが大事。←自分宛の教訓でもあります * * * ここからは、1人寂しく帰途の道へ。 アメリカでは出国検査はありません。ただ、あのテロ事件以来、手荷物検査は厳しくなってまして。(それ以前は見送りの人もゲート内に入れる空港もあったくらいだからね) ・・・検査時に靴まで脱いだのは初めてだ。 ま、そこは「どこからどう見ても日本人」な容姿の花梨さん。難なく通過。 待ち時間は、ひたすら妄想。ノートにあれこれ書き殴ってみたりして、いい暇潰しです。 飛行機に乗り込んでからも、しばし妄想。 ふと気が付けば、1時間経過してました・・・って、あれ?飛行機動いてないよ? チェックイン前に、Mきさんからは「LAX発で遅れることはないから」と言われましたが、遅れました。原因は何だったのかな?もう「乗り継ぎ、間に合わねーな」と落胆していたので、聞かなかったけど。 だってさ、3時間の乗り継ぎタイム→この時点で既に2時間遅れは確定→間に合うわけがない、でしょ? はい。もうこうなったら焦っても仕方ない。往路で既に経験を積んだので、復路ではどっしりと構えてました。 とにかく、HKGまで行ければどうにかなる!最悪、大人の権利を行使してやる! そんなこんなでLAX→HKGへ移動開始です。 相変わらず、CXの乗務員さんたちは気持ちの良い応対をしてくれます。 それだけは救いだな。 そこで、何度か海外旅行をしてきた私が今回初めて利用したのは「郵便サービス」。 飛行機内で書いた手紙・葉書を乗務員に渡すと、送料負担で航空会社から発送してくれる、というヤツです。(すべての航空会社で対応してるかどうか、分かりませんが) 昨日、日本のお友達宛にHollywoodから葉書を出したのですが、そのときに1枚余分に買っておいたのよね。「Thank you letter」を飛行機から出そうと思って。 乗務員に問い合わせたら、エアメール用のシールをくれたり、ボールペンをくれたり。 やっぱり機内サービスはピカイチだな。 葉書を送ることは事前に宣言していたわけじゃないので(ちょっとしたサプライズ?)、まぁ最悪郵便事故っても仕方ないよな、くらいの意気込みでしたが、でも気持ちだけはたっぷりと込めてハチャメチャ英語で書き綴りました。 結果、無事に届いたようです。良かった、良かった。 ここで、初日にMきさんから「帰りに読んでね」と言って受け取っていた、お手紙とBDカードを拝見。 ・・・うんっ!どこにいたって関係ないョ! また会う日まで、お互いの場所で、お互いに頑張っていこうね! などと、機内で1人、力拳を握っておりました。有難うv * * * さてさて。やっぱり2時間遅れでHKGに到着し、やっぱり当初予定していた乗り継ぎ便には乗れず。 CX側で用意してくれた振り替え便を確認すると・・・は?明日の朝便? そんなもん、完全に会社遅刻じゃん!ま、覚悟はしていたから、いいけどさ。 早速ダッシュで香港への入国手続きを済ませ、そのまま各航空会社のカウンターがあるフロアへ直行。この時点で既に23時過ぎだったので、急がないと今日中にBKKに向かえなくなっちゃう! 時刻表も何も分からないので、どの航空会社を使うべきなのか見当もつかず。 当然予約もしてないわけだから、チケットがあるかどうかも分からない。 とりあえず「タイ」の名前が入っている航空会社を発見したので、BKK行きがあるか聞いてみたら、ちょうど1時間後に出る便があるとのことで、即決で片道購入。 ええ、ここで「大人の権力」を行使しました。このあとCXのカウンターで振り替え便のキャンセルをして(係員の口振りだと、どうもいくらか払い戻ししてくれそうな雰囲気だったけど、何しろ出発時間が迫っていたので、そのまま放置)、香港上陸20分弱で出国審査へ。 ああもう、慌しいったらありゃしない! おまけに一番遠いゲートだったので、空港内をひたすら歩き、どうにかこうにかして0時ジャスト発のBKK行きに乗れました。ほっ。 BKKに着いたのは、17日の夜中2時半過ぎ。(フライトは3時間ですが、時差があるので) 飛行機のドアを出た途端、むぁ〜んっとした嫌な熱気が。 ああ、やっぱり私って南国(しかもアジア)は向いてない、と心底思いました。 この時期のタイは一番暑い季節ので、仕方ないですが。こんな夜中でも30度以上あるんだもんなぁ、、、ゲッソリ。 こんな時間でしたが、タクシー乗り場は結構な行列ができていて。ここで暫し待ち時間。 結局自宅に戻れたのは、3時半過ぎ。「無事到着」の連絡だけでもメールしておこう、なんて思ったら、旅行中にウィルス駆除ソフトの期限が切れていたため、新しいヤツをインストールしなくちゃ、な状態で。 メールして、日記にも無事の一報を上げた時点で、もう既に4時前。 平日の起床時刻は6:30am。このまま寝たら絶対に朝起きられない!シャワーもまだだ! そう危惧して、このままお友達サイトを見たりして朝を迎えることに。 早速、眠気覚ましに朝シャワーを、と思ったら・・・お約束どおり(?)にシャワーのお湯が出なくなってて、水シャワーと化しておりました。 水シャワーとは言っても、外気温が高いので1年中水は冷たくないです。ちょっとぬるいお湯?くらい。 だからね、Mきさん宅のシャワーで久し振りに「水が冷たい」と思いました。 LAから連れて帰ってきたベーグルで朝食後、妙にハイテンションのまま仕事に向かいました。 ベーグル、買っておいて本当に良かったよぉ〜(><)私、旅行のときって日持ちするもの以外は冷蔵庫には置かないので、これがなかったら食べるものが何もないところでした。 飛行機の遅れや時差を考慮して、本来の予定では1日短い日程にしてたのよね。今となっては1日延期したこの日程のほうがLAにじっくり滞在できたので、私的には大満足です。 ただ・・・飛行機内でも少しは寝たから貫徹じゃないけど、仕事中、流石にものすごく眠かったです。ははは。 * * * 延々と続いてきましたLAオフレポ、これにて終了。 最後にもう一度。Mきさん、素敵な休暇を一緒に過ごせて、本当に楽しかった。 許されるならば、ほんとに本気で居座りたかったです(あはv)。 新しい生活に向けて、これから益々忙しくなっていくのでしょうけど、遠い国からこっそりと応援してますからねv 両手一杯の有難うと感謝の気持ちをvvv Javaスクリプト使用。別窓ですので、閲覧終了後はページを閉じてください。 食事はこちら→● * 風景・街並みはこちら→● |
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